高速バスはどこの席がベスト!?
高速バスと限らず、日帰りなどのパックツアーや遠足などで利用する大型バス。駅近くから周辺の生活圏を廻る近距離路線バスとは構造・サイズが大きく異なりますから、車内のどのあたりに座るのかによって乗り心地や雰囲気に多少の違いがあります。
特殊な場合を除いて座席は任意に指定されます。座席の位置によってどんな違いがあるのか、どこに座れば楽なのか。あらかじめ知っておけば、ご自身の好みのポジションについて予約時に希望を伝えることで長旅もより快適に♪
前方・中間・後列 座席はどこが楽チン?快適?
前列・前方座席の特徴(一般的な車両の場合)
前方座席は「酔いにくい。」と感じている方が好むようです。その理由は…
- 圧迫感が少ない。(前に座る人・席が少ない分)
- 空気の入れ替わりが比較的多い。
- 前方の視野が広い。(昼運行の場合)
反面、次のようなデメリットもあります。
- 冷暖房の効きが悪い事がある。(特に足元の暖房は効きにくい)
- 対向車の明かりがまぶしい(夜行バスの場合で、遮蔽カーテンの無い場合)
- 最前列はつま先が支えてキツイことがある。
- 休憩停車の度に多少騒々しい。(乗降口はたいてい一番前)
- 大きく曲がる時は、大きく横ズレする。(理屈上は酔いやすい)
後列・後方座席の特徴(一般的な車両の場合)
後方座席は「落ち着く」と感じる方が多いようです。その理由は…
- 左右への動きは小さい。(揺れではなく、後輪を軸に曲がるので)
- 休憩停車の時も人の動きは少ない。
- 風切り音やエンジン音など無機質な騒音が人の気配を消す。
- 最後列なら後ろに気兼ねなくリクライニングできる。
反面、構造上の理由から以下のように比較的酔い易い特性も。
- 空調・換気が比較的悪い。(冬は暑い事も。)
- バス自体の揺れや上下動が目に見える。
- 上下動が比較的大きい。特に最後2列は大きな段差時には弾む感じの上下動
窓側は端っこ感・通路側は楽々
窓側:端っこ感・ヒンヤリ・座ったまま片側にもたれ掛かれる壁のある窓側席。端っこ感が落ち着くのでしょうね。実際にヒンヤリした感じもあり「車酔いに弱い」と感じている方の好みに合うようです。また「目的地へ到着するまで席は立たない。」方も多いようで、休憩停車の度に起きなくても良いという面もあります。
通路側:脚・膝楽チン・気兼ねなく
通路に足を投げ出し、伸ばしたり動いたりできるので足や膝は確実に楽。また、通路側には確実に肘掛があるので、頬杖がてらもたれ掛かれるのが楽という方も。休憩停車毎に車外へ出る方にとっては、通路側座席なら気兼ねせず席を立てます。
快適なポジション 座席は “中間” がベター
乗り心地を重視するなら断然中間・中ほど!前後車輪の間となるポジションなので横揺れ・上下動・横ズレなど、細長~いバスならではの挙動も比較的緩慢なのです。前方座席・後方座席の両方のイイとこを併せ持った感じの中間・中ほどは、デメリットの少ないベターポジション。
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