貸切バスってタバコ吸えるの?

貸切バスについて

バス会社によくある問い合わせのひとつに「喫煙可能の有無」と「禁煙車に乗りたい」という要望。最近では厚労省の「受動喫煙防止対策」により、公共交通機関では禁煙のところが増えています。飲食店やレジャー施設など、妊婦さんや未成年者などを含む不特定多数の人が利用するところはほぼ禁煙。職場でも禁煙・分煙というところが増えていると思います。貸切バスも禁煙化が進んんでいるため、喫煙者は肩身が狭い思いをするかも知れません。喫煙者がいる場合は、喫煙できる貸切バスかどうかを事前に確認する必要があります。今回は、貸切バスの禁煙・喫煙事情やもしも貸切バスを利用中にタバコが吸いたくなった時にどうしたらいいかご紹介致します。

受動喫煙防止対策とは

人が利用する施設の区分に応じて、当該施設当の管理について権原を有する者が講ずべき措置等にそもそも受動喫煙防止対策って何?と思われる方もいると思うのでここでは、受動防止喫煙対策について触れてみたいと思います。受動防止喫煙対策とは、望まない受動喫煙の防止を図るため多数のついて定める「健康増進法の一部を改正する法律」として平成30年7月25日に公布された法律です。日本において、全面禁煙化や受動喫煙が防止に関するニュースが報道される様になったのは2016年頃、特に厳しくなり、飲食店を中心に飲食店を中心に打撃を与えるのではないかと議論されましたが、喫煙ルームを設ければ良いとされたのですが、東京都では受動喫煙喫煙防止条例を制定しているため、どの店舗でも原則禁煙となりました。東京都でこの様な動きが出たため、受動喫煙防止に関する取り組みは日本全国に広まりました。

貸切バスも禁煙化??

2018年7月に改正健康増進法が成立された事を機に、様々な場所で原則禁煙となりました。喫煙ルームのみで喫煙できる様にして、東京オリンピック・パラリンピックが開催されるまでに全面施行される方針が示されています。そのため路線バスや高速バスは、タバコの吸い殻が原因で火災などを防ぐ為に禁煙となっていますが、貸切バスの場合は契約者もしくは利用する団体に一任するバス会社もあります。改正健康増進法が成立したため全面禁煙という貸切バスも増えているので、まずはバス会社に確認しましょう。

タバコを吸いたくなった場合

そんな中タバコを吸う人にとっては貸切バスの中が禁煙だと苦痛に感じてしまうかも知れません。貸切バスを利用する際に、タバコを吸いたくなってしまったらどうしたらいいのかを紹介致します。
喫煙所があるSAなどで休憩する
高速道路のSAには喫煙スペースが設けられていることが多いため、禁煙の貸切バスを利用する際には喫煙所のあるSAなどで休憩を取ってもらうといいでしょう。長距離の場合は、運転手さんの負担軽減のために、定期的な休憩を取らなければなりません。その際に、喫煙所があるSAを選んでおけば喫煙者にとっても非喫煙者にとってもメリットが感じられます。

喫煙可能な貸切バスを選ぶ

乗車する人の中に喫煙者が多い場合は、最初から喫煙可能な貸切バスを選ぶという手段もあります。2台以上で利用する大人数の旅行であれば、1台は喫煙車、もう1台は禁煙車にするなど工夫してみてもいいでしょう。

貸切バスが禁煙が望ましい理由

ここまで日本が取り組む受動喫煙対策とそれに伴う貸切バスの禁煙に対する内容を綴ってきました。ではなぜ禁煙が望ましいとされているのか説明致しましょう。貸切バスが返却されると、バス会社が清掃を行います。喫煙可の貸切バスであれば、喫煙する人もいるかも知れません。タバコの匂いは一度染み付いてしまうと簡単には落とす事ができないのです。その為掃除に所要時間がかかってしまい次に貸し出すまでに時間がかかってしまうのです。貸切バスは格バス会社が所有していて、そこから借りているので、返却後負担にならないような使い方を意識するようにしましょう。また貸切バスは色々なケースで大人数での利用が多いため、時には高齢者、幼児、妊婦、タバコの匂い煙が苦手な人が一緒に乗っている事もあります。その為自分本意ではなく、周囲の事を考えた時にも禁煙の方が望ましいといえます。

まとめ

以上を踏まえた上で貸切バスにおける喫煙は可能であるケースもありますが、まずは利用するバス会社に問い合わせてみましょう。結論として貸切バスにおける喫煙は利用するケース、グループなどで非喫煙者や幼児、妊婦さんタバコが嫌いな人などがいる場合は周囲、バス会社が提示しているルールに必ず従って気持ちよく利用しましょう。また喫煙以外の基本的なルール、マナーもしっかり守りましょう。

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