貸切バスを利用したいけど初めてでどうしたら良いか分からない人が多いと思います。
せっかく貸切バスを利用するなら出費を抑えたいと思います。
この記事では貸切バスをお得に利用する方法をお教えします。
貸切バスの料金計算
貸切バスの料金は「時間制運賃」+「キロ制運賃」で計算されます。
お客様が乗車してから下車するまでの料金と思う方もいますが、間違いです。
バスが車庫を出てから帰庫するまでの距離と時間で計算されています。
時間制運賃とはバスが車庫を出てから戻るまでの時間+出庫・帰庫点検の時間合計2時間で計算されています。
キロ制運賃とはバス会社の車庫を出てから戻るまでの距離で計算されています。
貸切バスの大きさで料金が変わる
「大型バス・中型バス・小型バス・マイクロバス」の4種類が貸切バスで使われています。当たり前の事ですが、サイズが大きくなれば費用は高くなります。利用される人数に合った大きさを選択する事で費用を安く抑えられるかも知れません。
貸切バスは早めの予約!
貸切バスは期間に余裕を持って手配する事で人数や予算に合ったバスを借りられる可能性が大です。
例えば、飛行機の場合チケットの手配は早い方が、ご希望の航空会社や価格の安いチケットを選びやすいと思います。出発日の間際になればなるほど、人気のある席が埋まってしまいます。
貸切バスも同じで、近々に予約してしまうと、バス会社が保有する貸切バスが出払ってしまうから、人数にあった貸切バスが借りにくい状況になる可能性が高くなります。
予約が重なってしまった事でお見積り時よりも費用が高くなってしまうこともあります。
早朝と深夜は避ける
早朝と深夜に貸切バスを運行すると早朝と深夜運行料金(22時~5時に適用)が加算されます。
運転手付きでバスを借りた方が安く済むことがある
例を挙げると中型免許を持っているからバスだけ借りて自分で運転した方が安く済むのでは?と思う方もいます。ですがバス会社が所有しているバスは営業用の緑ナンバーで「有料でお客様や荷物を運べるバス」です。緑ナンバーのついたバスは運転手なしで貸すことが出来ません。
借りることのできるバスは白ナンバーのついた「自家用」のものでレンタカー会社から借りることができます。しかし、レンタカー会社で所有しているバスはマイクロバスまで、人数が多い場合、複数台借りることになり運転手付きでバスを手配した方が安くすむことがほとんどです。
ちなみに「運転手だけ手配」できるのは派遣会社なので、バス会社に依頼はできませんし、レンタカー会社に運転手付きでバスの手配をすることもできません。
宿泊利用の場合、車両・乗務員も一緒に宿泊させる
貸切バスの出庫から帰庫までが13時間を超える場合で自宅から宿までの送迎なら、一度貸切バスを返却して、翌日宿まで迎えに来てもらったほうが安いのでは?と思うかもしれませんが返却するとなると、その日運行した道をさらに移動するため、高速道路代や走行距離が2倍になるので料金も高くなります。
利用する曜日で料金が変わる
シーズンや曜日によってバスの料金は変わります。
利用者が多い土日・祝日の方が高くなります。
さらに金曜日も貸切バスを利用する方が多いので高めです。
特に曜日に指定が無いのであれば、月曜日〜木曜日で利用するのが料金を抑えるコツですね。
まとめ
予約は余裕持ってお早めにし貸切バスを利用する人数に適したサイズのバスを借りましょう。
また、宿泊利用の場合は車両と乗務員さん一緒に宿泊させた方が安くなる場合もありますので利用するバス会社に問い合わせて見積もりを出して貰いましょう。
賢くお得に貸切バスを利用しましょう!